ベランダに物干し台を作りました。2×4材を屋外用のラブリコで固定しましたが、天井が斜めだったので、工夫して固定しました。1年以上使用していますが、しっかりと固定できています。
材料
- 木材(2×4材)
- ラブリコ アイアン(2×4アジャスター)
- 合板(厚み18㎜)
- 屋外木部塗料
- ビス(ステンレス、長さ:35㎜)
工具
- 丸鋸(または、のこぎり)
- ドリルドライバ
- 刷毛
- 水準器
作り方
- 設計
- 屋外で使用できる「ラブリコ アイアン」を使って2×4材を固定してベランダに物干しを設置します。設置するところの天井が斜めになっています。斜めだとラブリコで固定できないので、合板を使って三角形を作り、天井の斜めを平らにすることにしました。
- 天井の傾きは分度器で測ると62°でした。簡単にするために60°として、直角三角形を作ることにしました。ラブリコで突っ張るので三角形を作る合板の厚みは18㎜としました。
- 2×4材はもともと物干しと使っていた木材を再利用することにしました。長さが足らないので相欠きつぎで延長することにしました。
- 木材のカット
- 2×4材は相欠きつぎをするために丸ノコをで加工します。
- 合板も丸ノコや手ノコで切ります。
- 木材の塗装
- 2×4材に塗装します。ホワイトウッドやSPFを屋外で使用するので防腐・防虫成分を含んだ塗料を刷毛で塗りました。ラブリコを黒色にしたので、塗料の色もウォルナットにしました。
- 相欠きつぎで加工した所や木口もしっかりと塗装します。
- 組み立て
- 2×4材の相欠きつぎで接続します。接合部をビス止めします。屋外で使用するのでビスはステンレスにします。
- 合板で直角三角形を組み立てます。一番長い板から斜めの板にビス止め、短い垂直の板にもビス止めをしました。
- 2×4材の相欠きつぎで接続します。接合部をビス止めします。屋外で使用するのでビスはステンレスにします。
- 設置
- 2×4材にラブリコを取り付けます。付属のネジを使ってねじ止めします。
- 天井に合板で作製した三角形をあてて、ベランダの床と三角形の間を突っ張るように2×4材を設置します。水準器を使って2×4材が垂直に設置されているか確認します。
- 2×4材に物干しの金具を設置します。これは元々ベランダの手すりに付いていたものを流用しました。(改良前の物干しでも流用していました。)物干しの金具の穴に物干し竿を通して、使いやすい高さになるようにします。
- 完了!
ヒントとコツ
合板で作った三角形は簡単にするために、30°、60°、90°の直角三角形にしました。そのため、天井に三角形をあてても少しだけ傾きがありました。それでもしっかりとラブリコで固定できました。
屋外で使用するため、屋外でも使用可能な「ラブリコ アイアン」を使用しました。さびにくい塗装で処理されていますが、想定している使用場所が窓際や玄関ポーチ、ガレージとなっているので雨が直接あたるような場所は避けた方が無難です。
本ブログ記事以外にも、室内用物干しを作成した時のブログ記事もあります。