ウッドデッキにシェードをつけることで、夏場でもウッドデッキの上を過ごしやすくすることができます。また、窓から家に入ってくる日差しを防ぎます。風が強い日や夏場以外はシェードを外したいので、設置方法を色々と考えて自作しました。
材料
- シェード(2x2m, 2枚)
 - ステンレスパイプ(カーテンポール用、直径19㎜、長さ4000㎜ 1本)
 - ステンレスパイプ(支柱用、直径25㎜、長さ2000㎜ 1本、2500㎜ 3本)
 - パイプ用ブラケット(ステンレス)
 - フック(ステンレス 8個)
 - ロープ
 - カラビナ(100均)
 - 木材(ウリン、70x70x2700㎜)
 - ビス
 - L字金具
 - 結束バンド
 - バンド(100均)
 - シリコンスプレー
 
道具
- ドリルドライバ(インパクトドライバ)
 - 水準器
 - ハサミ
 - ニッパー
 
作り方
- 設計
- 暑い日はシェードが必要ですが、冬の時期は不要となります。それなので、簡単にシェードを広げたり、しまうことが出来る仕組みにします。
 - ウッドデッキの手すりを利用して柱を立てて、柱にパイプを取り付けてカーテンポールにします。これを利用してシェードをカーテンのように広げたり、しまえるようにします。シェードの下側の固定はカラビナで簡単に着脱できるようにします。ウッドデッキで過ごすときにシェードが頭に当たらないようにカラビナの位置は高くします。そのためにパイプを立てて、パイプの先にカラビナをつけます。
 
 - 木材の取付
- シェードの柱となる木材をウッドデッキの手すりの柱に取り付けます。取付にはL字金具を使って固定をします。まず、手すりの柱にL字金具を取り付けます。その後、シェードの柱を立てて金具に取り付けます。このとき水準器で柱が垂直になっていることを確認します。

 
 - シェードの柱となる木材をウッドデッキの手すりの柱に取り付けます。取付にはL字金具を使って固定をします。まず、手すりの柱にL字金具を取り付けます。その後、シェードの柱を立てて金具に取り付けます。このとき水準器で柱が垂直になっていることを確認します。
 - パイプ(カーテンレール用)の取付
- 取り付けた柱の片方にパイプ用ブラケットを木ネジで止めします。

 - もう片方のブラケットを取り付ける前に、ブラケットにパイプとフックを通してきます。そして先程取り付けたブラケットにパイプを通し、もう片方のブラケットを柱に木ネジで止めします。(ブラケットを両方の柱につけてからパイプを通すのが難しいので、このような方法にしました。)
 
 - 取り付けた柱の片方にパイプ用ブラケットを木ネジで止めします。
 - シェードの取付
- シェードの穴にフックを引っかけます。風でシェードが揺れるとフックから外れてしまうことがあるので、結束バンドを使ってしっかりと固定します。結束バンドの余分な部分はニッパーで切ります。

 
 - シェードの穴にフックを引っかけます。風でシェードが揺れるとフックから外れてしまうことがあるので、結束バンドを使ってしっかりと固定します。結束バンドの余分な部分はニッパーで切ります。
 - パイプの設置
- パイプにカラビナを取り付けます。使用したパイプは家に余っていたもので、元々パイプの端に穴が開いていたので、その穴にロープを通してカラビナを取り付けることにしました。
 - まずはパイプの穴にロープを通して、ロープの先端をダブルオーバーハンドノット(二重結び)で結び目を作ります。結び目を作ったら結び目をパイプの中に入れます。

 
- 次にカラビナにロープを結びます。ツーハーフヒッチ(ふた結び)でカラビナに結びます。ロープはなるべく短くなるようにします。

 - きちんと結び目を作り、余分なロープはハサミ等で切ります。ロープを切る前にロープにテープを巻いておいて、テープの上から切るとロープがほつれにくくなります。

 - パイプをウッドデッキに設置します。ウッドデッキの手すりの支柱にパイプをバンドで設置します。

 
 - 完成!
- シェードの下側にある穴にカラビナをつければ、完成です。
 
 
ヒントとコツ
カーテンポールにフックを通してカーテンのように使うようにしていますが、ポールやフックが汚れてくると動きが悪くなります。そのときは汚れを落とすと動きが良くなりますが、シリコンスプレーを吹き替えておくと滑りが良くなります。
カーテンポールのフックにシェードを引っかけ、その部分を結束バンドで固定しましたが、常に紫外線に当たる部分なので耐候性(紫外線に強い)結束バンドにする方が良いと思います。
使用した材料や道具の詳細
- シェード
 - パイプ ブラケット
 - フック
 

 


