これまでアイスの棒みたいに薄い木材を使って植物の名札を作ったことがありましたが、土に挿しておくと挿している部分が段々と朽ちてきてダメになってしまいました。ウリン、イペ、セランガンバツなどのハードウッドと呼ばれている木材は耐久性があるので防腐処理なしで屋外で使うことができます(ウッドデッキやウッドフェンスなどによく使われます)。これらハードウッドの端材があったのでガーデンピックを作ってみました。
材料
- 木材(ハードウッドの端材)
工具
作り方
- 木材の加工
ハードウッドの1×4材の端を切り落としたものがあったので、これを利用します。下の写真の黄色い線で切断した細い部分です。(この切断には丸ノコを使っています。)
木材は薄いものや太いものがありました。薄い木材(厚み数ミリ)に植物の名前を入れることにして、太い木材(厚み10㎜ぐらい)は土に挿すことにします。
これらの木材を適当な長さに切ります。土に挿す太い木材は土に挿しやすくするために先を斜めに切りました。 - レーザー彫刻
薄い木材にレーザーで文字を彫刻します。使用したのLaser Pecker 2 (LP2)です。プレビュー機能があるので、彫刻する前に位置やサイズを確認することができるのが便利です。
ラズベリーの苗木に3品種買ったのですが、どれがどれだか分からなくならないように名前を付けます。「Summer Festival」(サマーフェスティバル)、「Indian Summer」(インデアンサマー)、「Santana」(サンタナ)と彫刻しました。
レーザーで焼く感じになるので煙が出ますが、良い感じにできました。 - 組み立て
レーザー彫刻した薄い木材と土に挿す太い木材を繋げます。木ねじやクギでも良いのですが、薄い木材も使っているので今回は接着剤を使いました。
接着剤は色々とありますが、セメダイン「スーパーXゴールド」を使いました。屋外でも使用できるのと、いろいろな素材にも使えるので大体これを使うことが多いです。 - 完成
接着剤が固まったら完成です。(写真は2023年12月です。ラズベリーは1年苗木なので細いですが、春になって葉がでてきました。)
ヒントとコツ
文字の入力にレーザー加工機を使いましたが、ペンでもステンシルでも何でも良いと思います。
使用した材料や道具の詳細
- 接着剤(セメダイン スーパーXゴールド)
- レーザー加工機(Laser pecker2)
普通の木材だとすぐに木がダメになります。プラスチック製のものや金属製のガーデンピックもありますが、ハードウッドはかなり耐久性があるのと端材として転がっていたので、これを使うことにしました。