玄関に収納庫を自作することにしました。玄関なのでベンチとして使えると便利だと思い両方を兼ね備えた収納ベンチにしました。これを作ったことで、ものであふれていた玄関がスッキリしました。
材料
作り方
- 設計
- 12㎜の合板を使って収納庫付きベンチを作ることにします。
- 座面は1×4材を使います。これを3枚並べて蓋(座面)を作ります。そのまま並べてしまうと板と板の間に隙間(凹み)が出来てしまいます。それなので、木材の角が丸められているところを一部切りました。
- 切断
- 合板を使って収納庫の側面、蓋となる部分を切り出します、側面は一枚板としないで4枚の板を間隔を開けて並べることにしました。幅の広い板を一番下にして、残りの3枚は幅の細い板にしています。
- 座面の1×4材は角が丸められている片方だけを切り落とすものと、両方切り落とすものがあります。丸ノコを使って縦挽きで切断しました。
- やすり掛け
- 木材の表面をきれいにするためにやすり掛けをします。切断面もそのままだと直角なのでやすり掛けをして角を落としておきます。
- 塗装
- アクセントとして、一番下の板だけ塗装します。塗料はミルクペイント(トリトンブルー)を塗りました。
- 組み立て時に見える木口(木材の切り口)も塗装しておきます。
- 蓋(座面)の組み立て
- 蓋はベンチの座るところにもなるので、合板を下地にして1×4材を張ることにしました。1×4材を3枚並べて蓋(座面)を作ります。
- 1×4材は木材の角が丸められているので3枚並べると、板と板の間に隙間(凹み)が出来てしまいます。それなので、木材の角が丸められているところを一部切りました。
- 木工用ボンドで1×4材を接合します。クランプを使ってしっかりと圧着します。端材を使っているので、長さが足りないところは1×4材を付け足します。
- ボンドが固まったら、必要な長さに切り出します。これが蓋(座面)になるので補強のために裏側から合板に張ります。
- 組み立て
- ビスで側面の板を固定します。側面は幅の細い板3枚と幅広の板1枚で作りますので、細い角材を使って固定します。細い角材を収納庫の角の位置に使うことで側面と側面の直角も取りやすくなります。(写真を参考にして見てください。)
- 蓋(座面)はスライド丁番で固定しました。スライド丁番は蓋(座面)が閉じている時は丁番が見えません。また壁に近いところに設置する予定だったので、蓋(座面)を開くときの可動範囲を考えるとスライド丁番を使うのが一番です。(写真を参考にして見てください。)
- スライド丁番は一般的に木材を彫り込む必要がありますが、使用したものは掘り込み不要のものなので設置が簡単でした。
- ビスで側面の板を固定します。側面は幅の細い板3枚と幅広の板1枚で作りますので、細い角材を使って固定します。細い角材を収納庫の角の位置に使うことで側面と側面の直角も取りやすくなります。(写真を参考にして見てください。)
- 完成!
- 完成!
ヒントとコツ
管理人
使用した合板は表面がきれいなものを選びました。ベンチとしても使うことを考えて厚みは12㎜としました。これ以下の厚みだと強度の面で弱い気がします。