前に作ったシェードはステンレスのパイプにフックをかけているため、カーテンのように開け閉めができました。10年以上雨風にさらされていたので、ステンレスがサビてしまいフックがスムーズに動かなくなりました。そこで、ロープを引っ張るとシェードが開け閉めできる仕組みにしました。
材料
- シェード(これまで使っていたもの)
- 柱(これまで使っていたもの)
- ロープ(直径6㎜)
- ネジ付き滑車(DU-26-B0.5)
- 滑車(シングルプーリースイブル)
- 鬼目ナット(M6)
- ターンバックル
- アイストラップ
道具
- ドリルドライバー
- ドリルビット
- ドライバービット
- カッター
作り方
- 設計
シェードは使わないときは左右にある柱にくくりつけています。これまでは普通のカーテンと同じ仕組みで、右側に束ねてあるシェードを開いて左側も同じように開いて使っていました。ところがカーテンレールとして機能しているステンレスのパイプとフックの滑りが悪くなり、シェードの開け閉めが結構大変でした。
今回はロープを引っ張るとシェードが開いたり閉じたりする(体育館のステージの幕が開くような)仕組みにしました。
ロープは左右の柱に滑車をつけて滑車を通るようにしつつ、右側の柱からは下方向にロープが来るようにします。ロープのテンションを調整できるようにターンバックルをつけます。
シェードは片端のみロープに固定します。もう片端は柱に固定します。 - 設置
- 元々ついているシェード(ステンレスのパイプも)取り外します。
- 滑車を柱に設置します。使用する滑車にはネジが付いているので、柱に鬼目ナットを取り付けてそこに滑車をネジ止めします。ドリルで穴をあけて鬼目ナットをその穴に固定して、滑車をネジ止めします。滑車の取り付けは3カ所です。
- 次にロープとシェードの取り付けです。片方のシェードの穴にロープを通して、シェードの端をロープに固定します。ロープをねじって束ねた部分を緩めてそこに結束バンドを通しておき、結束バンドでシェードの端を固定しました。(結束バンドは耐候性のものでないとすぐにダメになります。)
ロープを滑車にかけつつ、もう一つのシェードも同様に固定します。このときロープを引くとちょうどシェードが閉じる位置になるようにします。
ロープをある程度余裕のある長さで切ります。切る前にロープにビニールテープを巻いておくと切ったところがほつれにくいです。ロープの先端はいったん柱に結んで仮固定にしました。
シェードが風にあおられて滑車からロープが外れないようにアイストラップを取り付けます。
ロープに滑車(シングルプーリースイブル)を通した後、ロープの先端を繋げ(結び)ます。そして滑車にターンバックルを引っかけて固定して、ターンバックルを回してロープのテンションをかけます。
ロープを引っ張り、シェードがきちんと開閉することを確認します。
- 元々ついているシェード(ステンレスのパイプも)取り外します。
- 完成
あとはシェードを広げたときに固定するために両サイドはロープで木の幹やフェンスの柱に固定しています(ロープの先にカラビナを付けて簡単に着脱できるようにしています。)。中央は2枚のシェードが重なるのでパイプの先にカラビナを付けてまとめて固定しています。
ヒントとコツ
使用した材料や道具の紹介
- 鬼目ナット
- ネジ付き滑車
- ターンバックル
- アイストラップ
- 滑車(シングルプーリー スイブル)
今回のこの仕組みはロープを引っ張るだけで左右にあるシェードが開閉するのでとても便利になりました。