前回(ウッドデッキ[材料と工具])の続きです。ウッドデッキ作りで大事なのが設計図です。設計図が無いと完成形がイメージ出来ないだけでなく、木材を買うことが出来ません。ネット上にはウッドデッキの設計図があるので、それを参考すると良いと思います。売られている木材のサイズ、掃き出し窓の高さ、ウッドデッキの設置場所にあるコンクリート土間のサイズ、ウッドデッキの出入り場所を考えて設計図作りから始めました。
ウッドデッキの設計図の作り方
- 設計図を作ります。
- 設計図が無いと木材が購入できません。設計図は手書きでも良いと思いますが、パソコンの操作に抵抗が無いのであればCADソフトを使うと良いです。手書きでもきちんと縮尺を合わせて書けば問題ないですが、CADソフトを使えば細かいところの寸法も簡単に出ますし、寸法の計算も自動に計算してくれます。
- ウリン材はホームセンターでの扱いが無いことが多いのでネットでの購入になります。購入する本数が少なくても送料が意外とするので(送料の最低額があるので)、設計図を作って必要数量をきちんと見積もるのが大事です。購入する際の数量もピッタリよりも余裕をもって数本多めにしておくと良いです。加工の失敗や、途中で設計変更したときにでも対応しやすいです。追加で数本だけネットで注文すると送料のほうが高くなってしまうこともあります。根太(ねだ)や束柱(つかばしら)と呼ばれる部分は床板を固定するために必要になりますが、床板をつけると見えなくなるのでB級品やアウトレット品などを使って値段を安くするのも有りだと思います。
- ウッドデッキに、柵、手すり、扉、階段もつけています。最初の設計ではなかったものや設計を変更したところもあります。木材の数量に余裕があったので対応できたものもありますが、追加で注文したものもありました。
- 手すりは最初1×4サイズで作るつもりでしたが、実際に設置してみるとイメージと違ったので、2×5サイズで作り直しました。手すりの高さも立った状態で自然に肘がおけるように意識しました。
- 設置場所にあるコンクリートが水勾配(水が流れるように傾斜がある)ため、柱の設置位置によって長さを変える必要がありました。ただ、どの程度の水勾配があるかはわからなったので、作りながら微調整しました。
- 床材は全体のバランスから105㎜にしました。床板の隙間を5㎜として床板が並ぶようにしました。間隔を開けるのは雨水がすぐに乾くようにするためです。床の位置は掃き出し窓のすぐ下にするようにしました。
- ウッドデッキ用の木材を扱っている「リーベ」では無料で図面がダウンロードできます。それを参考にして設計すると良いです。(自分の図面はPCを変えたときに行方が分からなくなってしまいました...。)
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