ウッドデッキを業者に依頼すると値段がかなり高額になります。これまで経験も知識もなかったのですがネットで調べて一から自作しました。木材は耐久性のあるウリン材を使用しました。工具も購入しましたが、業者に依頼するよりも1/4程度の費用でできました。まずは、材料と工具についてです。
続きの記事(ウッドデッキ[設計図]、ウッドデッキ[組み立て])もあります。
材料
- 木材(ウリン材、サイズ:1×4(床材)、2×4(枠材、根太(ねだ))、4×4(柱、束柱(つかばしら))、2×5(手すり)、1×2(扉))
- コーススレッド(ネジのこと、ビスと言ったりもします)
- ゴムシート
- 丁番
工具
- インパクトドライバ・・・コーススレッドでねじ止めするときに使用します。
- 丸ノコ・・・たくさんの木材を切るのであると便利です。扱いには注意が必要です。
- サンダー・・・木材の研磨に使用します。
- 水準器(水平器)・・・木材を設置するときに、木材の水平や垂直を確認します。
- メジャー(コンペックス)・・・木材の長さを測ります。
- さしがね・・・長さを測ったり、直角を確認したりします。
- クランプ・・・木材を固定するのに便利です。
- 皿取りドリルビット・・・コーススレッドで木材を固定する前に下穴をあけるのに必須です。皿取りがついているので、
コメント
【木材】
ウッドデッキは屋外で使用するので耐久性を考えて、ハードウッドのウリンを使うことにしました。ハードウッドはホームセンターでよく見るSPF材(2×4サイズや1×4サイズでおなじみ)とは違って、腐りにくいのが特徴です。ハードウッドは、ウリン以外にもサイプレス、イタウバ、イペ、セラガンバツなどあり、それぞれ特徴があります。ただ、ハードウッドは木自体が重くて加工がしにくいです。木を切るのもそうですが、コーススレッドで止めるときにネジ切れ(ネジが途中で折れる)ことがあります。
根太(ねだ)や束柱(つかばしら)に使われる木材は、床板をつけると見えなくなります。見えなくなるなる部分なので、木材はB級品やアウトレット品を使うと値段が安くすることができます。
【コーススレッド】
素材はステンレスにしています。屋外で使用するため錆びないためなのと、木材が固いことも理由です。ハードウッド用のコーススレッドもあります。これを使うとネジ切れが少なくなります。
【電動工具】
ハードウッドを使うため、電動工具(インパクトドライバや丸ノコ)は必需品になります。ネジ切れ対策としては、皿取りドリルビットで下穴を開ける必要があります。インパクトドライバが一つだとドリルビットで下穴を開けた後、ビットを好感してコーススレッドで止めるという作業を繰り返すことになります。一時期、ホームセンターでインパクトドライバをレンタルして2台体制で作業をしていましたが、バッテリー切れが頻発したので結局1台で作業をしました。ちなみに自前のインパクトドライバはバッテリー切れが嫌だったので電源コードがついているものにしました。
【皿取りドリルビット】
コーススレッドで止める前に下穴を開けるのですが、その時にねじの頭が木材に隠れるように皿取りをするのですが、この作業を一回で出来るのが皿取りドリルビットです。これを使わないとドリルで下穴を開けた後、皿取り用のビットをつけて皿取りをして、またビット交換してコーススレッドで止めることになります。地味ですがこのビット交換が意外と面倒です。
【ゴムシート、丁番】
ゴムシートは柱となる木材の下に敷いています。丁番は扉に付けています。
ウッドデッキの作りの続きの記事(ウッドデッキ[設計図]、ウッドデッキ[組み立て])も参考にしてみてください。