有孔(パンチング)ボードのフックは100均やホームセンターで買うことができますが、ワイヤを使って自作しました。有孔(パンチング)ボードは穴のピッチが25㎜や30㎜だったり、穴径も5㎜や8㎜と色々とあります。フックを自作するメリットは、有孔(パンチング)ボードに合わせてフックが作れるところにあります。
材料
- ワイヤ(針金)・・・素材:鉄、表面処理:亜鉛メッキ、直径:約1.6㎜
道具
- ニッパー
- ラジオペンチ
- ペンチ
- 定規
作り方
- 切断
- 小さいフックを作ります。まず、ワイヤを約10㎝の長さに切ります。ワイヤが曲がっていたら、この段階でなるべくまっすぐにしておくと、この後の曲げ加工がやりやすくなります。
- 小さいフックを作ります。まず、ワイヤを約10㎝の長さに切ります。ワイヤが曲がっていたら、この段階でなるべくまっすぐにしておくと、この後の曲げ加工がやりやすくなります。
- 加工
- ワイヤの真ん中で半分に曲げます。折り曲げたワイヤをしっかりと揃えます。曲げた部分の丸くなっているところもなるべく小さくなるようにします。
- ここからフックの形を作っていきます。ワイヤを曲げたところがフックの先端になります。写真の所をラジオペンチでつかみ、曲げます。
2本同時に曲げることになるので力(ちから)が必要になります。
- ワイヤの真ん中で半分に曲げます。折り曲げたワイヤをしっかりと揃えます。曲げた部分の丸くなっているところもなるべく小さくなるようにします。
- 成形
- 有効(パンチング)ボードに通す部分を曲げていきます。ボードの穴に通す部分の長さがボードの厚みよりも長すぎるとフックが不安定になるので、同じぐらいの長さになるようにします。ワイヤの最後を上にあげることで、ボードに挿したフックが抜けにくくなります。
- 有効(パンチング)ボードに通す部分を曲げていきます。ボードの穴に通す部分の長さがボードの厚みよりも長すぎるとフックが不安定になるので、同じぐらいの長さになるようにします。ワイヤの最後を上にあげることで、ボードに挿したフックが抜けにくくなります。
- 完成
- 有孔(パンチング)ボードにフックを取り付けたら完成です。
ヒントとコツ
使うワイヤに合わせて使用するニッパーを選ぶと良いです。今回使用したワイヤは直径1.6㎜で素材は鉄です。ニッパーのサイズが小さかったりして切断能力が低いと、ワイヤが切れないだけでなくニッパーの刃が欠けてしまいます。
出来上がったフックを良く見るとラジオペンチで挟んだ跡がついていました。ラジオペンチの先端をテープで巻いておけば傷がつかなくてよかったかもしれません。
使用した材料や道具の詳細
- ワイヤ(針金)
- ニッパー
ワイヤの素材と太さをどうするかは悩みました。例えばアルミは加工がしやすく、値段も安いですが、引っかけるものが重いと重みで曲がってしまいます。また、ワイヤの太さが細いと加工はしやすいですが、フックとしての耐荷重は軽くなります。今回は、素材は鉄(めっき処理)で太さは1.6㎜としました。ワイヤを半分に曲げるの良いのですが、2本を同じ向きに同時に曲げようとすると結構大変でした。耐荷重はそれほど必要ではないので、もう少し細いワイヤでも良いと思います。