[DIY] ドア・チャイム作り方 – ウィンド・チャイムを玄関のドアに付けました。

暑い日が続いていたので風鈴の音で少しでも涼しくなろうと思い、金属パイプをぶら下げて作るウィンド・チャイムを自作しました。ウィンド・チャイムをどこにぶら下げようかと考えて、玄関のドアに付けたので、結局ドア・チャイムになりました。ドアの開閉が音で分かるのと、良い音が鳴るので大満足です。

目次 - Contents

材料
道具
作り方
ヒントとコツ
使用した材料や道具の詳細

材料

アルミパイプ（直径：8㎜、長さ：1m）
木材（1×4の端材を利用）
糸
L字金具
磁石
ビーズ（木製）
塗料（ターナー　アイアンペイント　ブラック）
シリコンオフ
プライマー

道具

パイプカッター
ドリルドライバ
ドリルビット（φ2.5㎜）
のこぎり
紙やすり(＃240）

詳細はこちら

全部ではありませんが、使用した材料や道具の種類や価格など記事の下にあります。

作り方

パイプの切断
- アルミパイプの切断はパイプカッターを使います。アルミパイプの切断したいところに印をつけて、パイプカッターを挟んでパイプカッターを回転させて少しずつ切り込みを入れて切断します。
- 1mのアルミパイプを6本に切断します。長さの違う6本のパイプにします。長さは、11.5㎝、13.5㎝、15.5㎝、17.5㎝、21.5㎝とします（1㎝余ります）。それぞれの長さを2㎝にしています。
パイプの穴開け
- 切断したアルミパイプに糸を通すための穴をあけます。パイプの端から1㎝のところにドリルドライバーにドリルビットをつけて貫通穴をあけます。
- 穴をあけたいところが曲面なので、ドリルビットの先端が滑ってしまうことがあります。その場合は、ポンチで凹みをつけたり、穴をあけるところにマスキングテープを貼ってドリルビットが滑りにくくしたり、最初に細いドリルビットで軽く穴をあけた後に普通のドリルビットを使うと良いです。
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木材の切断
- アルミパイプを糸でぶら下げる部分、パイプの音を鳴らす部分を木材で作ります。パイプを6本としましたので、木材は六角形に切ります。
- 最初に厚紙で六角形の型紙を作って、それを使って木材に切断するための線を引きます。六角形の大きさは、中心から3.5㎝のところに頂点があるようにしました。アルミパイプを吊るすための穴や、中心の穴の位置も書いておきます。
- 同じようにアルミパイプを鳴らすための木片も六角形に切り出します。こちらは中心から1.5㎝のところに六角形の頂点があるように作りました。
- 引いた線に沿ってノコギリで切ります。切った後はやすりで表面を整えたり、角を丸めます。
木材の穴開け
- 大きい六角形の方は、パイプをつるす糸を通すための穴と中心にドリルドライバとドリルビットで開けます。
- 小さい六角形の木片は、中心に糸を通すので中心に穴をドリルドライバで穴をあけます。
組み立て
- 糸を30㎝ぐらいに切って、パイプの穴と六角形の穴に通して糸を結びます。六角形の角に２つ穴をあけたので、その穴に糸を通します。
- 音を鳴らす部分は、大きい六角形の中心に糸を通してビーズで固定します。ビーズの固定方法は糸を一回通した後、もう一度通しています。
- その先に音を鳴らす小さい六角形の中心に糸を通します。この小さい六角形の位置が下がらないようにビーズで固定し、最後適当な木片を取り付けてビーズで固定しました。ウィンド・チャイムなら最後は適当に切った厚紙を取り付けると風で揺れて音が鳴ります。
- 音を鳴らす部分の糸とパイプがぶら下がっている糸を束ねて結び固定します。
L字金具の塗装
- 設置するドアが黒っぽい色なので、L字金具を黒い色に塗装することにしました。
- まずは、シリコンオフ（脱脂剤）でL字金具の表面の脂分を除去します。次にL字金具の表面と塗料の密着を良くするためにプライマーを塗布します。
- プライマーが十分に乾燥したら、アイアンペイントを塗布します。金属にアイアンペイントを塗るのは違うような気もしますが、持ち合わせている黒の塗料がこれしかなかったので、アイアンペイントを使いました。スポンジを使って塗ると塗装面が凸凹になり質感が良くなります。
設置
- L字金具に組み立てたウィンド・チャイムを取り付けます。糸を束ねた先をL字金具に結びます。
- 取り付けたい扉に磁石をつけて、そこにL字金具をくっ付けます。
完成！
- とても良い音がします。アルミパイプと木片が当たるので音がまろやかになりました。(ちなみに木片が無い状態で鳴らすと少しうるさく感じます。）