カレンダーを壁にピンで止めていたのですが、段々と穴が大きくなりピンが外れやすくなりました。そこで壁に小さな板を取り付けて、その板にフックをつけてカレンダーをかけることにしました。この板の固定はマグネットを使っています。
材料
- 木材(ファルカタ材、600x40x15㎜)
- 石膏ボードピン(4つ)
- ジョイント金具(2つ、素材:鉄、穴の間隔が55㎜以上)
- 薄型マグネットキャッチ(2つ、板状のもので、ネジ止め穴があると良い)
道具
- ノコギリ
- ノミ
- ドリルドライバ
- ドリルビット(φ9㎜)
- 鉛筆
作り方
- 木材の切断
- 使用した木材はサイズがちょうど良かったので、特に何もしていませんが必要に応じてノコギリを使ってサイズを調整すると良いです。
- 木材の厚み等は調整が難しいので、長手方向の長さの調整のみの方が良いです。
- 今回はやすり掛けをしていませんが、木材によっては紙やすりで表面をやすり掛けすると良いかと思います。
- 周りの雰囲気に合わせて、木材に色を塗るのも面白いです。
- 木材の掘り込み
- マグネットキャッチを木材に取り付けるために、マグネットキャッチの厚み分だけ木材を掘り込みます。こうすることで壁に取り付けたときに、壁と木材の間の隙間が小さくなります。
- 掘り込みにはノミを使います。木材にマグネットキャッチを置いて、鉛筆で縁取りをします。
- 縁取りに合わせて、ノミで掘っていきます。
- 木材は2か所で固定したいので、もう1か所も同じようにノミで掘ります。
- マグネットキャッチの取付
- 彫り込んだところにマグネットキャッチを取り付けます。マグネットキャッチにはネジ穴があるのでネジ止めをします。(下の写真にはマグネットキャッチの両脇に穴がありますが、後で穴を開けます。)
- 彫り込んだところにマグネットキャッチを取り付けます。マグネットキャッチにはネジ穴があるのでネジ止めをします。(下の写真にはマグネットキャッチの両脇に穴がありますが、後で穴を開けます。)
- ジョイント金具の取付
- ジョイント金具を壁に取りけます。壁に大きな穴をつけたくないので、ネジ止めではなく石膏ボードピンを使います。
- 石膏ボードピンを使うことで、仮にウォールフックを外すことになっても壁に残る穴はとても小さいので目立ちません。
- 木材の穴開け
- 石膏ボードピンの部分が出っ張っているので、壁に木材を取り付けるときに邪魔になります。そのため、このピンが木材にあたる部分に穴を開けます。
- 穴開けにはドリルビットを使います。ピンのサイズよりも大きめの9㎜のドリルビットを使いましたがもっと大きくても良いと思います。
- ピンの出っ張りが6㎜程度だったので、穴の深さはピンの出っ張りよりも深ければ大丈夫です。
- 取り付けて完成!
- 木材を壁に取り付けます。上で行った穴は大きめに開けているので多少位置がズレていても取り付けられると思います。
- マグネットがカチッと言って固定できれば完成です。
- 好きな位置にフックをつけたり、何かを飾っても良いでしょう。
ヒントとコツ
ウォールフックに引っかけるものが軽いものならマグネットで十分ですが、重いものをかけたりたくさん物をかけるのであれば、マグネットではなくて別の方法で固定しないとウォールフックが落ちます。
使用した材料や道具の詳細
- 石膏ボードピン
- マグネットキャッチ
元々は壁紙にマスキングテープを貼って両面テープで木材を固定することを考えていたのですが、壁紙とマスキングテープの相性が悪く、すぐに外れてしまいました。そこで、今回の方法を思いつきました。