ガス管パイプを使ってハンガーラックを自作しました。ガス管パイプなので、しっかりとしていて安定感のあります。ガス管の各パーツにはネジ山があるので、簡単に組み立てられました。ホワイトに塗装してカワイイ感じになりました。
材料
- 白ガス管 ニップル 75㎜…サイズ:1/2、2個
- 白ガス管 ニップル 100㎜…サイズ:1/2、4個
- 白ガス管 ニップル 500㎜…サイズ:1/2、2個
- 白ガス管 ニップル 1500㎜…サイズ:1/2、2個
- 白ガス管 チーズ(T字型)…サイズ:1/2、4個
- 白ガス管 エルボ(L字型)…サイズ:1/2、6個
- シリコンオフ(脱脂剤、ホルツ シリコンリムーバー)
- プライマー(下処理剤、染めQ ミッチャクロンマルチ)
- スプレー塗料(カインズ アクリルスプレー アイボリー)
- 水性アクリル塗料(アサヒペン 水性多用途カラー ツヤ消し白)
工具
- 軍手
- スポンジ
作り方
- 設計
- ガス管は規格でサイズが決まっているます。パイプの太さは1/2サイズを使うことにしました。ハンガーラックの高さは150㎝程度、幅は50㎝程度とします。
- 購入した部品を並べてみて、イメージと合うか確かめつつ、足りない部品が無いか確認します。
- 組み立て
- ハンガーラックの上の方から組み立てていきます。白ガス管は油分がついているので素手よりも軍手をはめて作業するとよいです。
- まずは長い(1500㎜)のニップルの一方にチーズ(T字継手)、もう一方にエルボ(L字継手)をつなげます。ガス管にはネジ山があるので、取付は手で絞めこむだけで簡単です。チーズの穴の向き(写真右側)とエルボの穴の向き(写真左側)が同じになるようにします。
- 先程のエルボの先に500㎜のニップル、ニップルの先にエルボ(L字継手)をつなげます。つなげていくだけなので、とても簡単です。
- そして、エルボの先に1500㎜のニップル、ニップルの先にチョーク(T字継手)と順につなげていきます。最後のチョークの穴の向きと最初のチョークの穴の向きが向き合うようにします。
- チョークの一方に500㎜のニップルをつなげます。(写真の左側のところに絞めこみます。しっかりと、でも後で手で外せるくらいが良いです。)
- そしてニップルの反対側をもう一方のチョークの穴につなげます。(ニップルの一方をしめ込むともう一方が緩みます。両方の絞め込み具合が同じぐらいになるようにします。)
- 土台の部分を写真のようにつなげます。
- 最後、先程の上の部分と土台の部分をつなげます。組み立て作業は終了です。塗装をしないのであれば、ここで完成です。
- 脱脂
- 白っぽく塗装しますが、塗装前の下処理をします。まずはパイプ表面の油分を取り除くために、シリコンオフ(脱脂剤、シリコンリムーバー)を吹きかけて、ウェスで拭き取ります。
- 白っぽく塗装しますが、塗装前の下処理をします。まずはパイプ表面の油分を取り除くために、シリコンオフ(脱脂剤、シリコンリムーバー)を吹きかけて、ウェスで拭き取ります。
- 下処理
- 次に塗料との密着を良くするプライマー(ミッチャクロン)をスプレーします。厚塗りをしないように薄くなるようにスプレーします。
- 塗装
- プライマーが乾燥したら、塗装していきます。アクリルスプレーで塗装していきます。薄くスプレーをするのが基本なのですが、なかなか色が濃くなりません。色を濃くするために少し厚塗りをすると塗料が垂れてきてしまい、うまくいきませんでした。
- そこで、缶に入った塗料を買ってきて、スポンジで塗りました。スポンジを叩くようにして塗るとスポンジの凸凹が塗装面に付き、少しザラついた感じで良い雰囲気になります。先程のスプレー塗装の液だれ後も目立たなくなりました。
- 完成
- 塗料が乾けば完成です!
ヒントとコツ
1500㎜と500㎜のパイプを使って四角形を作るのですが、全てのネジをしっかりとねじ込むことはできません。一方をねじ込むと、もう一方が外れてくるからです。そのため、作り方の中でも書きましたが、一本だけは最初に片方だけ(左側だけ)しっかりと絞めこんでおいて、もう一方(右側)を絞めこむときに左側が緩んできますが、それでOKとしています。
細いパイプに塗装するのにスプレー塗装は塗料の無駄が多くなります。最初から刷毛(はけ)やスポンジで塗装すれば、簡単にできたと思います。
ガス管の素材は色々とあるようですが、今回使用したのは白ガス管と呼ばれているものです。ステンレス製よりも値段が安かったのですが、パイプ類は全部で9,000円程しました。
使用した材料や道具の詳細
- エルボ
- チーズ
- シリコンオフ(シリコンリムーバー)
- プライマー(ミッチャクロン)
- 水性アクリル塗料