見せる収納棚が欲しくて、塩ビパイプと杉板を使ってインダストリアル風オープンシェルフを自作しました。塩ビパイプにアイアンペイントをしたので費用も抑えられて良い感じになりました。
材料
- 杉板(950x180x12mm:2枚)
- 塩ビパイプ(呼び径:25㎜)
- 塩ビパイプ継手(エルボ:4つ、チーズ:8つ、キャップ:4つ)
- 塩ビパイプ用接着剤
- パイプ固定金具(2個)
- プライマー
- 塗料(アイアンペイント)
道具
- パイプカッター(もしくはノコギリ)
- 刷毛
- スポンジ
作り方
- 設計
- 設置する場所や収納したい物のサイズから、オープンシェルフ(収納棚)のサイズを決めます。今回作成したサイズは950x485x275㎜、棚は2段とします。
- デザインは、棚板は杉板(厚み12㎜)を使うので塩ビ管の太さは25㎜とします。4本ある脚のうち2本を上部でエルボ(L型継手)を使ってつなげます。
- 棚板の受けはチーズ(T字継手)を使って、脚の一番下はキャップをつけます。
- 塩ビパイプのカット
- オープンシェルフ(収納棚)のサイズが決まったので、それに合わせて塩ビパイプを切断します。脚となる部分は270mm(250㎜+差し込み分10㎜ずつ)で4本、棚を設置する部分と2本の脚をつなげる部分として200mm(180㎜+差し込み分10㎜ずつ)で6本を切断します。
- 塩ビのチーズ(T字継手)とエルボ(L型継手)をつなげるためと、チーズとキャップをつなげるため20㎜の長さを合計8本切断します、
- 塩ビパイプの切断はノコギリでも切れますが、パイプカッターを使うとキレイに切れます。
- 塩ビパイプの接着
- 接着する前に継手にパイプをつなげて長さを確認します。塩ビパイプの切断状態や継手の個体差などで差し込み分の長さが違ってくることがあります。もし長さが合わない場合、塩ビパイプを切断しなおして調整します。
- 塩ビパイプを継手につなげていきます。以前、「雨水タンク」を作ったときに余っていた塩ビパイプ用の接着剤があったので、それを使って接着していきました。
- 塗装
- 塩ビパイプが接着できたら、塗装します。まずは塗料との密着を良くするためにプライマーを塗ります。スプレータイプのプライマーもありますが、刷毛で塗るタイプのプライマーで塗りました。
- プライマーが乾いたら、アイアンペイントで塗っていきます。アイアンペイントはスポンジで叩くように塗ると質感が鉄っぽくなるので、スポンジを使って塗ります。継手の部分は段差があるので、少し塗りにくいですが塗り残しが無いように気をつけます。
- 組み立て
- 塩ビパイプの塗装が乾いたら、杉板を取り付けます。塩ビパイプを固定するために留め金具を使います。杉板の裏から塩ビパイプに固定します。
- 塩ビパイプの塗装が乾いたら、杉板を取り付けます。塩ビパイプを固定するために留め金具を使います。杉板の裏から塩ビパイプに固定します。
- 完成!
ヒントとコツ
今回は収納するものが軽いものなので気にしませんでしたが、重いものを収納する場合は補強が必要です。
使用した材料や道具の詳細
- プライマー
- 塗料(アイアンペイント)
- 塩ビパイプ継手 エルボ
- 塩ビパイプ継手 チーズ
- 塩ビパイプ継手 キャップ